2015年6月28日日曜日

book324 『ジョイ・ラック・クラブ』 エイミ・タン (1990訳)

古い中国から 突然アメリカにやってきた母たちと
生まれたときからコカ・コーラとテレビに囲まれた娘たち

英語がうまく話せない母と
中国語が話せない娘

中国という大きな故郷から離れられない母と
アメリカ社会の中に同化していき アメリカ式に離婚までしてしまう娘

男性中心社会のなかで従属して生きてきた母と
新しい時代をさっそうと自立して生きていこうとする娘

母と娘の生きる環境は あまりに違い過ぎる


【概要】                    

The Joy Luck Club (1989) Amy Tan

1949年、サンフランシスコ。過去の影に引かれるように4人の中国人女性が集まり、マージャンの卓をかこみ、点心を食べ、昔話をする会を開く。彼女らはその集まりを“ジョイ・ラック・クラブ”と名づけた。それからほぼ40年が経って、メンバーの一人が亡くなった。その娘があとを引き継ぎ、母親の長年の希いと悲劇的な秘密を初めて知らされる。それをきっかけに、“ジョイ・ラック・クラブ”の女たちは各々の過去をたどり、記憶にとどめ、物語りたい衝動にかられていく。

【読むきっかけ&目的&感想】               

コミュニケーション・ギャップについて書いた某エッセイで知った本。

さくら好み ★★★

2015年6月7日日曜日

book323 『知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか!』 毛丹青, 蘇静, 馬仕睿 (2015)

確かに七万人が集まった「反日デモ」は事実です
でも 同時に十万人の『知日』の読者が存在するという事実もある

反日でなく 親日でもなく 「知日」


【概要】                    

『知日』は、2011年1月に北京で創刊された、日本文化やライフスタイルを紹介する月刊誌。毎号テーマを絞り、日本のありのままの姿を紹介する。これまで取り上げてきたのは、「制服」「森ガール」「明治維新」「暴走族」「妖怪」「鉄道」「断捨離」「禅」「犬」「日本食」「手帳」「礼儀」など、日本人もびっくりの計24タイトル(2014年12月現在)。中でも「猫」や「漫画」は10万部を突破するなど、日中関係が冷え込むなかで、メディアを始めとして日中両国で大きな話題を呼んできた。そんな『知日』のすべてがわかるダイジェスト版。

【読むきっかけ&目的&感想】               

奈良美智の画集『YOSHITOMO NARA SELF-SELECTED WORKS PAINTINGS』『YOSHITOMO NARA SELF-SELECTED WORKS WORKS ON PAPER』(2015/3/4)が良かったし面白かったので、ネットで周辺情報を漁っていたらこの本に流れ着いてしまった(笑)。中国で発刊されているこの雑誌、意外にも創刊号のテーマが『奈良美智』だったらしいのだ。で、中国で中国人が中国人向けに出版している雑誌で、いったい日本の何が中国人に受けているのか、、、興味が湧いたので読んでみた。

さくら好み ★★★