2015年3月22日日曜日

book311 『<中東>の考え方』 (2010) 酒井啓子

国際政治と現代史の枠組みのなかで



【概要】                    

本書の目的は、こうだ。まず、「中東」という地域が抱えている問題はいったい何なのか、明らかにすること。そして、その原因を近現代の国際政治のなかに位置づけることである。さらには、国際政治に振り回されるだけではない、中東の指導者たちの巧みな処世術を解明していく。

その一方で、中東の人々はどのような社会を作ろうと模索しているのか、世界という大きな船の上で揺れながら、中東の市井の人々が感じ、目指しているものを、考察する。

そのために、ここに用意した「魔法の絨毯」は、みなさんを、200年という時間と、北アフリカからイランまで、東西に広がった空間を駆けめぐる旅にいざなう。

【読むきっかけ&目的&感想】               

ネットで色々と物色していて見つけた本。アマゾンでのレビュー評価も良いし、ISILによる日本人人質殺害事件に寄せて書いたコラムも興味深かったので、この本を読んでみようと思った。そして、目次をチェックした中で特に、終章にある中東における「メディアとアイデンティティー」に興味を持った。

さくら好み ★★★★

2015年3月8日日曜日

book310 『M1(エム・ワン)』 (2000) 池井戸潤

改題 『架空通貨』 (2003)



【概要】                    

街は暗黒の企業に呑み込まれた!

女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した――。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。

【読むきっかけ&目的&感想】               

『架空通貨』という改題後のタイトルに興味を惹かれて読んでみた。

さくら好み ★★★