2015年10月10日土曜日

book331 『火星の人』 アンディ・ウィアー (2014訳・小野田和子)

ウィキぺディアの ぼくのページには
『マーク・ワトニーは 火星で死んだ唯一の人間』
と 書かれることになるのかもしれない

【概要】                    

The Martian (2014) by Andy Weir
つまりこういうことだ。ぼくは火星に取り残されてしまった。<ヘルメス>とも地球とも通信する手段はない。みんな、ぼくが死んだものと思っている。そしてぼくは三一日間だけもつように設計されたハブのなかにいる。 
もし酸素供給機が壊れたら窒息死。水再生器が壊れたら渇きで死ぬ。ハブに穴があいたら爆死するようなもの。そういう事態にならないとしても、いつかは食料が尽きて餓死する。 
ああ、まったく、最悪だ。 
ぼくはずっと、どうすれば生きのびられるか考えてきた。けっして完全に絶望的な状態ではない。約4年後にはアレス4が到着して、火星に人間がもどってくる。
著者のアンディ・ウィアーは、 カリフォルニアに素粒子物理学者でエンジニアの息子として生まれた。15歳で国の研究所に雇われ、現在までプログラマーとして働いている。

科学、とくに宇宙開発に強い関心を寄せ、初めて発表した小説が『火星の人』である。『火星の人』は、まず自らのサイトに公開され、その後キンドル版を発売。発売後3カ月で、35000ダウンロードを記録した。その後、2014年に紙書籍版が発売された。20世紀フォックスによる映画化が決定している。(2015/10/02アメリカ公開、2016/02/13日本公開・邦題『オデッセイ』)

『SFが読みたい』ベストSF2014発表!(2015/02/12) - 早川書房: BEST SF 2014[海外篇]  第1位 『火星の人』

【読むきっかけ&目的&感想】               

マット・デイモン主演で映画化されるとネット記事で知ったすぐ後に、Podcast: Rebuild で「訳がモダンな感じで面白かった」「結構こなれた感じありましたね」と、小説の日本語訳も褒めていたので読んでみた。
*Podcast: Rebuild Sep 18 2015 Aftershow 108: Professional Rebuilder (hak) (33:58 - 35:55) 
さくら好み ★★★★★

常にユーモアのあるオタクな主人公はとても魅力的で、科学的なリアリティがあり、すごく面白かった。あと、WEB小説として公開されていたことと作者がプログラマーであることを知っていたので、随所で主人公と作者のキャラクターや環境がオーバーラップしてくるのも楽しかった。

これを読んでから、@NASAがつぶやく火星ニュースに、いっそうワクワクするようになった。我ながら単純だ(笑)。

次の「たまむすび アメリカ流れ者」で、映画『The Martian』を話題にすると町山さんが話していた。今から楽しみだ。

【備忘録】                                          

火星探査の失敗例の多さについて by wiki

2008年までに火星に向かった全ての探査機のうち、およそ3分の2が任務完了後に、あるいは開始前に何らかのトラブルを起こしている。例えばソ連が打ち上げた16機、ロシアが打ち上げた1機の火星探査機で完全な成功を収めたものは一機もなく、日本が打ち上げた唯一の探査機のぞみも有用な火星の探査を行うことはできなかった。欧州が打ち上げた周回機マーズ・エクスプレスは成功を収めたものの、着陸機ビーグル2は失敗に終わった。比較的成功率の高いアメリカの火星探査機でも19機のうち5機が故障を起こしている。この高い失敗率は、間違いにつながり得る多くの事柄に帰すると考えられるが、明確な原因が不明なまま失敗したり通信を絶ったものも多い。研究者の中には、冗談半分に地球・火星間の「バミューダ・トライアングル」とか、火星探査機を食い物として生きる「大いなる宇宙の悪霊」などに言及するものもいるほどであり、この現象は「火星の呪い」としても広く知られている。

トラブルが頻発する要因のひとつに、地球から火星まで電波信号が到達するのに4分から20分かかるため、地球からの遠隔操作では不慮の事態に対処しづらいという事があるが、これは自動制御技術の進歩により克服されつつある。また火星はその重力の大きさに対して大気が非常に希薄であるため、着陸時に従来のパラシュートによる方法では十分な減速が行えず観測機にダメージを与える事が多かった。そのため近年はエアバッグによる着地やキュリオシティのスカイクレーン方式など、ユニークな着陸手段が取られる様になっている。


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P11 [ログエントリー:ソル6]

これを読んでくれるかもしれない一般人たちのために、火星ミッションのあらましを説明しておこうと思う。

ヘルメス
まず地球軌道へはふつうの方法で通常の宇宙船を使って<ヘルメス>(左画像・映画) までいく。アレス・ミッションはすべて、火星への往復に<ヘルメス>を使用している。ばかでかくてコストもかかるので、NASAは一隻しかつくらなかった。

<ヘルメス>に到着すると、火星への旅の準備に入り、その間に無人機の追加ミッションが四度あって、燃料や食料などサプライ物資が届けられる。すべてがととのうと、火星めざして出発だ。といっても、スピードはたいしたことはない。重い化学燃料を燃やして、火星へ向けての軌道投入、などというのは過去の話だ。

<ヘルメス>はイオン・エンジンを使っている。イオン・エンジンは船の後部に非常に速い速度でアルゴンを放出して、ささやかな加速を得る。重要なのは大量の反応物質を必要としない、ということだ。少量のアラゴン(と、動力を供給する原子炉)があれば、船は目的地までずっとコンスタントに加速しつづける。ささやかな加速が長時間つづくとどれほどの速度になるか、だれしもびっくり仰天すること請け合いだ。

旅の途中、どれほど楽しいことがあったかご披露してもいいが、やめておく。いまは思い出す気になれない。ぼくらは124日後、おたがいを絞め殺すこともなく火星に到着した、とだけいっておこう。


火星の地表へはMDV(火星降下機)を使った。MDVは、簡単にいえば大きな缶に軽量のスラスターとパラシュートをくっつけたものだ。目的はただひとつ、6人の人間をひとりも殺さずに火星軌道から地表へ送り届けること。

そして、これが火星探査のじつによくできているところ―物資はすべて、先に現地に到着しているのだ。

地表でのオペレーションに必要なものすべて、計14回の無人ミッションで前もって送りこまれていた。スタッフは、サプライ機がすべてほぼおなじエリアに着陸するようベストを尽くし、実際、かなりいい仕事をしてくれた。サプライ物資は人間とはくらべものにならないほど頑丈だから、地表に激突しても支障はないが、バウンドしてあらぬ方向にいってしまいがちなのだ。

当然の話だが、サプライがひとつ残らず地表に届き、コンテナが破損していないことが確認されてはじめて、ぼくらは火星に向けて送りだされた。サプライ・ミッションも含めて、スタートからフィニッシュまで、火星ミッションは約3年かかる。実際、アレス3のサプライは、アレス2のクルーが帰還途上にあるうちに、火星めざして飛んでいた。

火星へ 行って 帰る
先発サプライ物資のなかでいちばん重要なのは、もちろんMAV(火星上昇機)だ。地表でのオペレーションが完了したら、ぼくらはこれで<ヘルメス>にもどることになっていた。MAVは軟着陸していた(ほかのサプライのようなにぎやかなバルーン・バウンド・フェスティバルとはわけがちがう)。もちろんヒューストンと常時、交信していて、万が一にも問題があった場合は、ぼくらは火星を通過し、着陸することなく帰還することになっていた。

MAVはかなりのすぐれものだ。火星の大気との一連の化学反応で、火星にもちこんだ水素1キログラム当たり13キログラムの燃料をつくることができる。といっても反応の進行はゆっくりで、タンクをいっぱいにするのに24ヵ月かかる。だから、ぼくらがいくずっと前に送りこまれるわけだ。

MAVがいってしまったとわかったとき、ぼくがどんなにがっかりしたか、みなさんにも想像がつくと思う。

*参考
Surviving 'The Martian': How to Stay Alive on Mars (Infographic)
September 30, 2015a


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P43 ぼくは高校時代、ずいぶんダンジョンズ&ドラゴンズをやった。

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(Dungeons & Dragons : 略称はD&D)は、アメリカのファンタジーテーブルトークRPG

世界で最初のロールプレイングゲームであり、他のロールプレイングゲームの原点ともなり、最も広くプレイされた作品である。日本語版はいくつかの出版社から翻訳されていたが、2014年現在ではホビージャパン社によって発売されている。 by wiki


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P44 今夜は、『スリーズ・カンパニー』にもどらないと。






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P62 まだ爆発していないのは、幸運の極みだ。ほんのわずか静電気が放電しただけでも、ぼく個人レベルの"ヒンデンブルグ号の悲劇"になっていたはずだ。
ヒンデンブルク号爆発事故(Hindenburg Disaster)とは、1937年5月6日にアメリカ合衆国ニュージャージー州レイクハースト海軍飛行場で発生したドイツの硬式飛行船・LZ129 ヒンデンブルク号の爆発・炎上事故を指す。乗員・乗客35人と地上の作業員1名が死亡。この事故により、大型硬式飛行船の安全性に疑問が持たれ、それらの建造が行われなくなった。

1912年4月14日に起きたイギリスの豪華客船タイタニック号沈没事故、1986年1月28日に起きたアメリカ・スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故などとともに、20世紀の世界を揺るがせた大事故のひとつである。 by wiki


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P76 ハブにもどった最初の夜を祝して、ルイス船長ご提供のくだらない20世紀のテレビ番組鑑賞を再開しようと思う。『爆発! デューク』? とりあえず見てみよう。




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P103 アクアマンがクジラを思いどおりに動かすって、どういうことだ? クジラは哺乳類だぞ! ナンセンス。

『アクアマン』(Aqua man)は、"水棲生物をテレパシーで操つる能力を持っている"。 哺乳類のクジラを操れるなら水棲生物以外だって・・・!?


I was hoping we could start with some insights into
what you were thinking during your isolation
...
How come Aquaman can control Wales
Whales are mammals
Doesn't even make sense

THOUGH DOLPHINS ARE ANOTHER STORY

初代アクアマン: アトランナ女王と魔術師アトランの間に誕生したオリンは、水棲生物とテレパシーで意思の疎通ができたが、それゆえに産まれてすぐに追放された。ポームというイルカに育てられた後、灯台守の地上人アーサー・カリーに拾われて地上人の言葉や文化を習った。 by wiki

イルカに育てられたので、イルカ≒クジラと意思疎通が出来るように・・・?


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P113 子どものころ、テレビのエルキュール・ポアロ特番が好きだったのを思い出した。『スタイルズ荘の怪事件』から読んでみよう。これが処女作らしい。

クリスティは1916年に本作を書き上げ、複数の出版社へ原稿を送ったが採用されなかった。彼女自身、応募の事実を忘れた頃にボドリー・ヘッド社のジョン・レーンに見出され、最後の章を書き直して1920年に出版された。本作は薬剤師の助手時代の経験が生かされており、後にクリスティは読者の感想の中で最も嬉しいと感じたのは調剤学の専門誌から薬物に関する知識を褒められたことだったと述べている。 by wiki



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P113 NASAはミッションに神々の名前などをつけている。だからぼくもそうしようと思う。というわけで、ローバーの実験ミッションは"シリウス"と命名した。わかるかな? 犬だろうって? まあ、わからないようなら、くたばっちまえ。

シリウスは、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス(Σείριος, Seirios)」に由来する。和名は犬星や青星(あおぼし)、英語では別名Dog Star、中国語では天狼(星) (Tiānláng (xing)) と呼ばれる。 by wiki



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P148 <パスファインダー>!」ミンディがいった。「<パスファインダー>をめざしているんですね!」



マーズ・パスファインダー (Mars Pathfinder) は、アメリカ航空宇宙局(NASA) JPLがディスカバリー計画の一環として行った火星探査計画、またはその探査機群の総称である。1996年12月4日に地球を発ち、7ヵ月の後、1997年7月4日に火星に着陸した。

当初、一週間から一ヶ月が寿命であろうと考えられていたローバーと着陸機であるが、着陸から83火星日後の9月27日10時23分(UTC)にパスファインダーとの通信が途絶するまで約三ヶ月間、駆動した。NASAは1998年3月10日までコンタクトの復元を試みたが、10月7日に短い信号を受信したのみで通信は回復しなかった。

通信途絶の原因は分かっていないが、ローバーではなく着陸機が低温のため故障した可能性が指摘されている。この場合、ローバーはあらかじめ「地球との通信が一定時間途絶した場合、着陸機に近づくこと、ただし着陸機には乗ってはいけない」とプログラムされていたことから、カール・セーガン記念基地のまわりをさながら子犬のごとく(故障するまで)廻っていたであろうと考えられる。 by wiki



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P153 でも地図にはのっているから」、ぼくにとっては"アレクサンドリアの大灯台"だった。それが見えたとたん、すぐに正確な現在地がわかった。
アレクサンドリアの大灯台の想像図

アレクサンドリアの大灯台(アレクサンドリアのだいとうだい、Lighthouse of Alexandria)は、紀元前3世紀頃にエジプトのアレクサンドリア湾岸のファロス島に建造された灯台。

ファロス島は、アレクサンドリア港の一方の端に人工の埋め立てにより出来上がった半島の突端にあった小さな島である。世界の七不思議のひとつ。

14世紀の二度の地震によって全壊した。1480年頃、跡地に灯台の残骸を利用してカーイト・ベイの要塞が建造され、大灯台は完全に消滅した。

1994年にダイバーによって遺構が発見され、衛星調査によってさらに詳細の解明が進んだ。

灯台の光は約56キロメートル(約35マイル)離れた海岸からも見ることができたという伝説があり、おそらく可能だっただろうと考えられている。 by wiki




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P155 遠心機にも、嘔吐彗星にも、硬着陸訓練にも10キロ走にも耐えた女性。

・「硬着陸」: 通常よりも速い速度で着地する。


遠心機
1:ロケット打ち上げ訓練

目的:ロケット打ち上げ時の推進力による垂直Gに耐える

正しい訓練なしでは、通常の人間はロケット打ち上げ時の強烈な垂直Gに耐えきれず失神してしまうだろう(G-LOC状態とも呼ばれる)。まず眼への血流が減少してグレイアウトと呼ばれる色知覚の喪失状態となり、視野狭窄(トンネル・ヴィジョン)が生じる。そしてついには、失神状態となってしまう。

通常の人間が耐え得る重力は4Gから6Gとされているが、このマシンでは否応無く回転速度を高めていくことで9Gという強烈な重力状態にまで耐えられる感覚を養成する。

2:大気圏再突入時の対処

目的:コントロール不能状態への対処を学ぶ

このマシンは、搭乗者をランダムにあらゆる方向へ回転させることで、大気圏再突入時に水平きりもみ状態になることによって生じる失見当識障害をシミュレートする。

3:「嘔吐彗星」に耐える

目的:無重力状態に慣れる

「嘔吐彗星」とは、NASAが軽減重力研究に使う航空機の愛称だ。この航空機は、引き起こし45度から通常飛行を経て30度降下するという放物線状の飛行経路を取ることで、重力が軽減された状態を作り出せる。引き起こしから通常飛行に移行するまでの25秒で無重力状態を作り出せるという訳だ。宇宙飛行士は1回のフライトでこのプロセスを最高60回まで繰り返すため、乗り物酔いによる吐き気を催す場合が多い。これが嘔吐彗星と呼ばれる所以だ。

4:無重力状態での作業

目的:極限状態での作業を習熟する

NASAの無重力環境訓練施設(NBL)は世界最大の屋内プールで、宇宙飛行士はこのプールで10時間にも及ぶ無重力環境下での作業訓練を行う。

完全装備を身につけ、クレーンに吊られたまま40フィート(約12メートル)もの深さに沈められた宇宙飛行士は、宇宙船の模型周辺で作業訓練を行う。しかし、プール内では水圧が生じるため、完全な無重力状態の宇宙空間とは厳密には環境が異なる。

5:仮想月面での移動訓練

目的:宇宙空間での歩行を学ぶ

ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターにあるヴァーチャル・リアリティ研究施設で、宇宙飛行士は没入体験が可能なVRヘッドセットを身につけ、実際の宇宙空間で行う様々な任務のシミュレーションを行う。

6:バランスの取れた食事

目的:宇宙食に慣れる

トレイの上にベルクロテープで留められた素っ気ない銀色のパッケージたちはお世辞にもご馳走には見えないが、少なくとも必要な栄養素は補給できる。栄養管理士が宇宙飛行士との相談を経て、各自に合わせた食事メニューを考案する。機内には多少の生鮮食品が持ち込めるとはいえ、宇宙空間におけるメニューの大半は殺菌済みの常温のものか、水分を取り除いた乾燥食品ばかりだ。

宇宙空間における食事の主な問題は、紫外線不足によるビタミンDの欠乏や血液が薄くなることによって生じる鉄分過多、カルシウムの吸収率低下によって生じる1%~2%の骨密度減少(1ヶ月あたり)などが挙げられる。

7:極限状態でのサバイバル

目的:僻地でのサバイバル術を学ぶ

地球への帰還時の軌道は緻密にコントロールされているものの、何か不測の事態が起きれば、海に着水するか厳冬の北極圏でひたすら救助を待つ羽目になってしまう可能性がある。このような状況下でのサバイバル術を学ぶため、宇宙飛行士は文明から遠く離れた僻地へスペースポッドと共に送り込まれる。

8:小惑星への着陸

目的:新たなるフロンティアとの遭遇に備える

これは「アクエリアス」と呼ばれる、世界にひとつしかないNASAの海底研究室だ。ここでは、極限環境ミッション運用(NEEMO)チームが1回につき最長3週間に及ぶ訓練生活を送る。

室内が与圧されているこの海底研究室は、フロリダ州キー・ラーゴ沖の海底約59フィート(約18メートル)に位置しており、NEEMOに参加する宇宙飛行士たちが、火星探査などの長期プロジェクトや小惑星への着陸に向けたトレーニング、クルーが事故に遭った際の緊急救助訓練などを行っている。


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P165 毎日毎日うんざりするほど退屈なので、ルイス船長の無尽蔵の70年代くだらないドラマ・コレクションより、『六〇〇万ドルの男』を苦労してひとつずつ片づけている。




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P192 「それだけ?」「それだけ!」 ヴェンカトはしばし沈黙していた。「ジャック、きみのチーム全員に『スタートレック』の直筆サイン入りメモラビリアをプレゼントしよう」 「『スター・ウォーズ』のほうがいいなあ」踵を返しながら、ジャックがいった。「もちろん、最初の三部作だけですよ」「もちろんだ」

1977年5月25日  スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 
1980年5月21日  スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲 
1983年5月25日  スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

1999年5月19日  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 
2002年5月16日  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 
2005年5月19日  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

2008年8月15日  スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 


    2015年12月18日  スター・ウォーズ フォースの覚醒 
    2016年公開     スター・ウォーズ スピンオフ第1弾
    2017年公開     スター・ウォーズ エピソード8
    2018年公開か?  スター・ウォーズ スピンオフ第2弾
    2019年公開     スター・ウォーズ エピソード9


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    P196 そしてカメラのまえで親指を立てて、カードをかかげた。カードに書いたメッセージは、アイイイイイー! 七〇年代のテレビ(青春コメディ『ハッピーデイズ』)のせいです。

    <Fonzie@Happy Days> Terms popularized

    Although gestures like it have always been around, Fonzie popularized the thumbs up sign with a positive, "Ay!" remark that became ubiquitous to his character and is still in use today. The gesture was routinely used by pilots starting in World War II as a signal to grounds-crew, and then subsequently when many of them joined motorcycle gangs. Winkler claimed that he borrowed this from the sign (incorrectly believed in the popular imagination) made at Roman Gladiator fights. The term, "Ay!" came from an improvised moment due to Winkler's refusal to constantly comb his hair or have a pack of cigarettes rolled up in his sleeve. Network executives at ABC insisted he make the combing action, but when filmed he instead stopped himself and said the line. It received huge laughs from the audience and the scene was made part of the opening sequence. In the cartoon spin-off of the show, the animators were unaware of this and depicted Fonzie combing his hair in the title.

    The phrase "jumping the shark", a term originating from a melodramatic Happy Days scene in which Fonzie jumps on water skis over a shark enclosure, has become part of popular culture. The expression denotes the moment when a television series loses its credibility due to predictable repetition or contrived extensions of its theme, usually as a result of the writers being unable to maintain its quality indefinitely.

    Fonzie had a habit of hitting electrical equipment to make it work, and this became known as the Fonzie touch, a term that is still in use today.   by wiki


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    P199 もう夜なので、これ以上メッセージはなし。あした、これをローバーに入力すればJPLのオタクたちが受け取ってくれるだろう。

    ジェット推進研究所(ジェットすいしんけんきゅうじょ、JPL: Jet Propulsion Laboratory)は、NASAの無人探査機等の研究開発及び運用に携わる研究所。 by wiki


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    P312 「"エルロンドの会議"さ。『指輪物語』の。その会議で、"ひとつの指輪"を破壊しようときめたんだ」

    エルロンドは、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『ホビットの冒険』、『指輪物語』及び『シルマリルの物語』の登場人物。エルロンドとはエルフ語で「星の館」と言う意味である。

    一つの指輪は普段は飾りのない金の指輪にしか見えないが、火で熱すると指輪の表と裏に火文字が浮かび上がる。
    一つの指輪は全てを統べ、
    一つの指輪は全てを見つけ、
    一つの指輪は全てを捕らえて、暗闇の中に繋ぎとめる。
    (One Ring to rule them all, One Ring to find them, One Ring to bring them all, and in the darkness bind them)
    というものである。 by wiki




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    P349 あまりにも退屈なので、テーマソングをきめることにした!...だが、ビージースの『ステイン・アライブ』にきめた。


    STAYIN' ALIVE

    Well, you can tell by the way I use my walk
    I'm a woman's man, no time to talk
    Music loud and women warm,
    I've been kicked around since I was born

    And now it's all right, it's OK
    And you may look the other way
    We can try to understand
    The New York times effect on man

    Whether you're a brother or whether you're a mother
    You're stayin' alive, stayin' alive
    Feel the city breaking and everybody shaking
    And were stayin' alive, stayin' alive
    Ah, ha, ha, ha, stayin' alive, stayin' alive
    Ah, ha, ha, ha, stayin' alive 

    Well now, I get low and I get high
    And if I can't get either, I really try
    Got the wings of heaven on my shoes
    I'm a dancing man and I just can't lose
    You know it's all right, it's ok
    I'll live to see another day
    We can try to understand
    The New York times effect on man



    Life going nowhere, somebody help me
    Somebody help me, yeah
    Life going nowhere, somebody help me
    Somebody help me, yeah.
    Stayin' alive


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    P380 「ああ、そうだ!」ロバートがいった。「ぼくらのコレクションに入れるのにふさわしい、すごいのを見つけたんだ」 「へえ、なになに?」 「『アバ・グレイテスト・ヒッツ』のオリジナル・プロダクション、8トラック。オリジナル・パッケージ入りだよ」 ルイスは目を見張った。「ほんとに? 1976年の、それともリプリント?」 「遥か遠き1976年のやつ」 「ワオ! よく見つけたわねえ!」 「だろ?!」



    19/24
    P443 哀れなハブがぼくに与えられるものを、ぼくは根こそぎ奪いとった。それも、ぼくを一年半も生かしてくれたお返しに。なんだか『おおきな木』みたいだ。

    リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は幸せであった。 by wiki


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    P475 ウェブには、"マーク・ワトニーの死を見まもるサイト― www.watch-mark-watney-die.com/"みたいなのがあったりして。




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    P476 興味深い好機(オポチュニティ)がぼくを手招きしてる。この"オポチュニティ"とは、<オポチュニティ>のことだ。

    火星探査機オポチュニティ、11年分の観測を8分で見る動画
    2015.7.10 FRI

    火星探査機「オポチュニティ」が11年間で走破した42.195kmを8分間にまとめたタイムラプス動画が作成された。地図上でその軌跡も確認できる。

    米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「オポチュニティ」は、過去11年間で火星の砂漠を「42.195km」(マラソンの距離)以上移動してきた。当初の計画よりも遥かに長い距離だ。

    オポチュニティはもともと、3カ月間だけ稼動するように設計されていたが、11年後の現在も火星上を移動しながら、重要なデータを地球に送り続けている。

    2004年1月の軟着陸以来、双子機の「スピリット」とともに、オポチュニティーが地球に送ってきた写真やデータ、科学的知識は膨大だ(スピリットは2009年5月、砂地を通過しようとした際に車輪が砂に填まり、身動きがとれなくなった。しばらく静止観測を続けたが、太陽電池パネルを発電に有利な向きに傾けることができなかったため、2010年3月に通信が途絶した)。

    オポチュニティが成し遂げてきたことの凄さを人々に理解してもらうため、NASAはこのほど、8分間のタイムラプス動画を作成した。火星のゴツゴツとした大地の上でオポチュニティがこれまでに行ってきた探査活動のほぼすべての瞬間が1本の動画にまとめられている。



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    P487 いい子だ、ローバー! さあごほうびのスクービー・スナックだ。






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    P520 『サンフォード親子』のセットみたいになってる。






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    P534 「あのアホに、パレロールはするな、といっておいてください」
    バレルロール(barrel roll)は、航空機(戦闘機やアクロバット機)が空中で行う機動(マニューバ)の一つ。

    横転(ロール)と機首上げ(ピッチアップ)を同時に行うもので、仮想の樽の胴(バレル)をなぞるように螺旋を描くことからその名がある。緩やかに操縦桿を引き、横に倒し、結果斜め手前に倒すことにより行う。敵機の背後をとるために有効とされる機動の一つである。

    進行方向と高度は変わらず位置だけが左右にずれるので、簡単に言うと飛行機の側転にあたる。人間にたとえるなら、動く歩道に乗って(幅は無視して)進行方向と直角に側転する状態が近い。この場合、体の向きや進行方向はそのままで人の位置が変わるわけであるが、飛行機の場合重力や揚力にしたがって落ちたり上がったりするので、最初に斜め上に向かいながら回る必要がある。正面から見ると半円(円の上半分)を描くような軌跡。 by wiki

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    ARES: live @Youtube





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    How 'The Martian' Became A Science Love Story
    SEPTEMBER 30, 2015

    How accurate is the resulting novel?

    "The Martian has almost all of its technical details correct," says Robert Zubrin, the head of The Mars Society, which advocates sending people to explore the planet. Zubrin, who has written nonfiction and fiction books about going to Mars, points out there have been many other accurate books written about missions to Mars. What makes The Martian special he says, is its simple man-versus-nature plot. "It's about one person, one human mind, one human heart," he says.

    And even this story isn't perfect, adds Suzanne Smrekar, a planetary scientist at NASA's Jet Propulsion Laboratory, who is helping to put together a robotic mission to Mars. She spotted a hole in the film's plot right away: The astronaut is stranded on Mars by a powerful dust storm that separates him from his crew.

    "The atmosphere of Mars is one one-hundredth the density of our own atmosphere, so it really cannot provide much of a force," she says. "That's the one big artistic license of the whole book."

    Author Weir told Weekend All Things Considered that he knew dust storms on Mars wouldn't be that fierce, but he wanted a thrilling way to start his novel — so he allowed himself some literary leeway. After all, it is science fiction.  more info


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    映画『オデッセイ』に登場する、NASAですでに研究されている9つの技術
    2015.9.27

    9. RTG ―宇宙用電池―

    40年以上、NASAは、プルトニウム238の自然の放射性崩壊から生じる熱を電力に変換する宇宙用電池を安全な方法で用いてきた。「放射性同位体熱電気転換器(Radioisotope Thermoelectric Generator: RTG)」と呼ばれるものだ。火星のローヴァー「キュリオシティ」のような宇宙用車両は、そのアップデート版を用いている。映画では、RTGのプルトニウムをベースにした電力源が、ハブから離れた場所に埋められている。万が一、放射線が漏れた場合に身を守るためだ。

    現実では、火星の自然環境は、RTGよりもずっと放射線量が高い。RTGは主にアルファ線を放出するが、これは短い距離空中を移動することができるだけで、衣服や人間の皮膚の中には入り込まない。これに対して、宇宙から火星に降り注ぐ電離放射線は、人間の健康にとって大きな危険であり、宇宙飛行士たちを保護するシステムが現在研究中だ。将来の電力供給システムは、いずれにせよ、より効率的な放射性同位元素、ソーラーセル、燃料電池、核分裂反応を用いた、技術のミックスを利用することができるだろう。 more info


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    The Martian Movie and Our Real Journey to Mars
    by NASA

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    /5
    'The Martian' Star Matt Damon Discusses NASA's Journey to Mars





    “The Martian” film is set in the 2030s, when astronauts are regularly traveling to Mars &amp; living on the surface. Right now, NASA's developing the capabilities needed to send humans to the Red Planet.

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     The Martian: An accidental self-publishing success story 
    Posted on June 17, 2015

    ... But did you know that The Martian was a self-publishing Cinderella story that happened entirely by accident?

    Andy Weir is no stranger to posting fiction on the Internet. He drew one of the earliest webcomics, Casey and Andy, which went to 666 strips. Later, he published a few issues of a “webcomic book” called Cheshire Crossing.

    However, he’s also written a lot of prose stories and posted them to a section of his website. One of these was The Martian, a story about an astronaut who has a really bad day that ends up with him being stuck on Mars while the rest of his crew starts back on their way home.

    The fans who read his stories really liked The Martian, and asked him to make it available as an e-book so they could put it on their Kindles. He did so—but then they asked him if he could actually put it on Amazon so they could download it from there more easily and not have to mess with sideloading it. He couldn’t post it on Amazon for free, and he wasn’t interested in making much money from it at the time, so he self-published and set it to the lowest price he could—99 cents. ... more info


     Creative Writings of Andy Weir

    The Egg:  ←面白い♪
    By far the most popular story I've ever written.
    Available in many languages thanks to readers sending me translations.

    The Egg (English)
    The Egg (Japanese)

    邦題『オデッセイ』の意味 by たまむすび アメリカ流れ者 町山智弘 2015/10/20 」



    オデッセイとういうのはギリシャの物語で、オデッセイウスという人がいたんですね。ギリィシャに昔。王様なんですけど。トロイの木馬を発明した人なんですよ。トロイ戦争でトロイの木馬を発明して、俺は頭イイぞと威張っていたら、ポセイドンという海の神様の怒りを受けてしまって、家に帰れなくなっちゃったんですね。

    10年以上帰れなかったっていう、英雄。

    そうそう、地中海をグルグル回って。だから、家に帰ろうとして帰れない人が、一生懸命家に帰ろうとする話をみんなオデッセイって呼ぶんですよ。だから、これはマット・デイモンのオデッセイなわけですね。

    ちなみに、「2001年宇宙の旅」っていう映画も地球から木星に行って帰ってくる話なんで、「2001年宇宙のオデッセイ」というのが原題なんですけどね。