2015年1月29日木曜日

book296, 297 『英国一家、日本を食べる』 (2013)   『英国一家、ますます日本を食べる』 (2014) マイケル・ブース

マイケル マイケルの妻リスン
息子のアスガー エミル という家族4人による
食べ歩き プラス 日本文化探訪の100日間


【概要】                    

市場の食堂から隠れた超名店まで、ニッポンの味を無心に求めて―東京、横浜、札幌、京都、大阪、広島、福岡、沖縄を縦横に食べ歩いた100日間。

マイケル・ブース> 英国・サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト。フードジャーナリスト。枠にはまらない食への飽くなき好奇心と探求心が身上。2010年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。パリの有名料理学校ル・コルドン・ブルーにおける1年間の修業とミシュラン三ツ星レストラン、ジョエル・ロブションの“ラテリエ”での経験をつづった“Sacr´e Cordon Bleu”は、BBCとTime Outにおいて週刊ベストセラーに。

原著 “Sushi and Beyond: What the Japanese Know About Cooking" (2010) Michael Booth
About Michael Booth  http://www.michael-booth.com/

【読むきっかけ&目的&感想】               

「YOUは何しに日本へ?」というテレビ番組に登場した”佐世保バーガーを食べに来たオーストラリア人 (YouTube) ”の話を妹にしていたら、「そういえば、これ面白かったよ」と教えてもらったので、さっそく読んでみた。あと『米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす』も読んでみたい。

さくら好み ★★★★



単なる食レポだけではなく、一家の旅行記になっているのもあって、とても楽しく読むことができた。

ちょっと気になった一文に「私は、チリコンカーンを作るとき、チョコレートの代わりに味噌を入れます。」とあったけど、そもそも隠し味にチョコレートを使うのか?、と思ってググってみた。
BBC good foods Chilli con carne
Tip
A Mexican twist

Rather than add the teaspoon of sugar, you can stir in a small piece of chocolate (about the size of your thumbnail) when you add the beans. Any plain dark chocolate will do. Be careful not to add too much – you don’t want to be able to identify the flavour of the chocolate.
おお~、ダークチョコレートを砂糖の代わりに使うのね!? というか、そもそも私が作るレシピでは砂糖を使ってなかったけど、使うのがスタンダードなんだね(笑)。次に作るときには、チョコレートや味噌を隠し味に使ってみたい。

ネットでこの本の周辺情報をググっていたら、今年2015年4月より総合テレビおよびNHKワールドTV(海外向け)で、TVアニメ『英国一家、日本を食べる』が放送されることを知った。楽しみだ♪

・ TVアニメ

『英国一家、日本を食べる』
NHK総合テレビ
4月16日(木)0:40~1:00
(再放送)(火)16:05~16:25

『Sushi and Beyond』
NHKワールドTV
4月12日(日)
21:10~21:30  再放送あり

原作: マイケル・ブース「英国一家、日本を食べる」(翻訳:寺西のぶ子)
キャラクターデザイン・監督: ラレコ
アニメーション制作: ファンワークス
制作: NHKエンタープライズ

【備忘録】                            

・ 炭火の煙のなかに腰かけて、子どもたちが串にささった鶏の内臓を嬉しそうにむしゃむしゃ食べるのを見ながら、地球の反対側でコーンフレークとトーストの朝食から始まった一日をこうして終えるなんて夢じゃないかと思ったが、不思議とこのうえなく幸せでもあった。

・ 18世紀の終わりから19世紀初頭にかけて、当時江戸と呼ばれていた東京は日本の首都の座を京都から奪い、いつの間にか世界最大の人口を抱える世界一の都市になっていた。だが、江戸では火災が多く、世界初の大都市圏の先行きが危ぶまれたため、料理屋で直火を使用することが禁じられ、急成長しつつあった屋台の食べ物屋が瞬く間に姿を消した。そこで登場した・・・

・ 豆腐は、大豆タンパク質が豊富なだけでなく(同じ重量で比較すると、肉よりも高タンパクだ)、鉄分、ビタミンB1、ビタミンE、亜鉛、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどもたっぷりと含まれている。血圧を下げ、老化を遅らせ、骨を強くする作用があるそうだ。単糖同士が結合して・・・

・ 味噌を使った料理のヒントは何かあるだろうか? (大阪味噌醸造のトニー・フレンリーが言うには)「いくらでもありますよ。みりんとマスタードを混ぜれば、ディップになります。田楽なら、赤味噌と白味噌を混ぜて豆腐に塗り、焼きます。私は、チリコンカーンを作るとき、チョコレートの代わりに味噌を入れます。調味料としても優れているので、シチューを作るときなど、塩の代わりに使います。本物の、天然のグルタミン酸ナトリウムのパワーが豊富ですから――白味噌の塩分は5~6パーセント、赤味噌は10~12パーセントです。赤味噌のアップルケーキはおいしいし、白味噌で作るグラタンもかなりいけます。ロンドンのレストランで、ポークに味噌を添えて出すところもあると聞きました。最高の組み合わせですよ。うちでは、味噌のアイスクリームも作ったことがあります」 帰国後に試してみたところ・・・

【目次】                             

book296 『英国一家、日本を食べる』

トシがくれた一冊の本 ――パリ

新宿・思い出横丁 ――東京1
相撲サイズになる料理 ――東京2
世界的な有名番組 ――東京3
特上級の天ぷら ――東京4
歌舞伎町のクジラ ――東京5

カニとラーメン ――北海道1
海藻のキング ――北海道2

町家に泊まる ――京都1
世界一美しい食事 ――京都2
流しそうめん ――京都3
酒の危機 ――京都4
鯖寿司と豆腐 ――京都5

世界最速のファストフード ――大阪1
奇跡の味噌とはしご酒 ――大阪2

ふたつの調理師学校の話Ⅱ

博多ラーメン ――福岡

不死身でいたい? ――沖縄

究極の料理店 ――東京6

エピローグ

book297 『英国一家、ますます日本を食べる』

魚屋の魚屋 ――東京・築地
MSG ――東京・味の素社訪問

余すところなく食べる魚 ――焼津・カツオ
本物のワサビ ――天城山・本ワサビ

道具街 ――東京・かっぱ橋
初めてにぎる鮨 ――東京・料理教室

料理サークル ――京都・オムライス
禅の対話 ――京都・枯山水

失われた魂の森 ――高野山・精進料理
牛肉に抱く妄想 ――松阪・和牛
海女 ――志摩・真珠とサザエ

世界一の醤油 ――香川・27年物
フグに挑戦 ――下関・ふく

南国のビーチ ――沖縄・牧志公設市場
世界一長寿の村 ――大宜味村・豆腐よう
身体にいい塩 ――沖縄・ぬちまーす

特別番外編 裸のつきあい――兵庫・城崎温泉

エピローグ――読者のみなさんへ



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